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ふるさと納税担当が田植えと稲刈りを体験しました!──サスティナ鶴岡

 こんにちは、鶴岡市ふるさと納税担当です。米どころ庄内平野は、稲刈りも終盤となり一面に黄金の景色が広がっていた田圃がほぼ刈り取られたようです。稲穂がどこまでもかがやくさまは大変美しいものでした。これから新米の炊き立てご飯を食べることがとても楽しみです。
 今回の記事は、「サスティナ鶴岡」に参加して、井上農場さんにて田植え・稲刈り体験をさせていただいたことについてです。

サスティナ鶴岡とは

サスティナ鶴岡は、鶴岡市の料理人、農家、漁師を中心として結成された、子どもたちのための食育・食農活動団体です。
子どもたちが、未来において自然に恵まれた豊かな食環境を維持し、地球に優しい食の選択ができる価値観を育むことと、自活できる力を養うことを目的として活動されています。

サスティナ鶴岡の皆さま

サスティナ鶴岡の4つのミッション!

①自活力を育む
②食の貧困・体験の貧困を減らす
③地域の豊かな食文化と食材の魅力を伝える
④農業、漁業、飲食業に携わる食業人を育む

スタッフは皆さんボランティアで集まっており、料理人や農家、漁師の方、カメラマンやサラリーマン、教師、大学生など様々な方々が活動をされておられます。
活動は主に「Tsuruokaフードハブキッチンサスティナ学校で、今回私たちはフードハブキッチンに参加させて頂きました!

Tsuruokaフードハブキッチン

 山形県鶴岡市は、日本初となるのユネスコ食文化創造都市です。
 背には2,000ⅿ級の山々、前には日本海、海・山・川の恵みを受けた肥沃な大地という自然環境のお陰で、豊かな食材と、それを守り活かした、地域に根付く食習慣や食の技術、先人達が受け継いできた個性豊な在来の作物があります。
 生産スタッフが提供する農業や漁業などの生産体験を通して、自らを取りまく食環境への興味を育み、料理人スタッフが中心となり調理指導を行い、子ども達が自活できる力を養う食農食育教育プロジェクトです。
 食物の生産から調理し、片付けを行なう所まで一貫して体験する事により、「いただきます」「ごちそうさま」の心を育てます。
 このプロジェクトは、鶴岡市内の料理人・農家・漁師が集まって主催しています。
 補助金頼みではなく、地元の食関連産業の協力・協賛金により運営されています。

サスティナ鶴岡

普段、生産者の立場に立つことはなく、毎日食べている食材や料理について深く考える機会というのはなかなかありません。フードハブキッチンでお米の生産過程や料理に携わることで、食材を作ることや料理を作ることの大切さにふれて来ました。

5月:田植え体験&調理実習

「つや姫」の苗

この日は、晴天に恵まれた田植え日和でした。さっそく田植えの様子をお伝えしていきます。

「つや姫」を田植え in 井上農場

井上農場さんの田圃の一部をお借りして、手で苗を植えます。苗は、約5本ずつ手に取り、等間隔になるように植えていきます。

苗を手に持ち、一斉にスタートです!
一歩一歩バランスを取りながら、苗を植えるのは難しそうです。
子どもたちの真剣な姿に感化されて、カメラマンをしていた私も田植えに挑戦!
足が取られて、なかなか難しい…
足を動かしにくいので、苗は投げて渡します。キャッチできるかな?
大人も子供もみんなで協力して、田植えを完了しました!

調理実習

田植えの後は、子どもたちの調理実習の様子を撮影させていただきました。鶴岡市のプロの料理人に教わりながら、子どもたちが鶴岡の食材を使って調理します。

本日の献立のレシピ
孟宗汁作り
ハンバーグをひっくり返します
アスパラガスごはん
手を合わせて「いただきます!」
とっても美味しそう!

子どもたちの作った料理を、ふるさと納税担当にもごちそうしていただきました。鶴岡の食材がたくさん入った献立になっており、どれも大変美味しかったです。ごちそうさまでした!

食べた後は、みんなでお片付けをしました。料理を作るところから後片付けまでを自分たちでやってみることで、毎日の食事では気づかなかったことを体験から学ぶことが出来たのではないでしょうか。


9月:稲刈り体験&芋煮

井上農場さん

稲刈りの前に、井上農場さんの精米施設や米倉庫の見学をさせていただきました。子どもたちは、普段見ることのない大きな精米機械を前に、井上さんのお話を皆さん真剣に聞いていました。重い30kgの米袋を持ってみる体験にも挑戦!

30kgの米袋を持てました!

稲刈り

今年は、収穫が10日ほど遅れているということで、この日は子どもたちの分だけの稲刈り体験をすることになりました。みんな、片手に鎌を持って一生懸命に稲を刈りました。
5月に植えた一束(5本)は、分結して約3倍の穂数の15本ほどになっていたことが驚きです。

きれいに刈れました
自分の刈った稲を持ってパシャリ!

朝はあいにくの曇り空だったのが、稲刈りの頃には晴天になっていました!
この後は、調理実習をして芋煮会の準備です。

みんなで芋煮会

おにぎりを握ります🍙
庄内風芋煮(味噌・豚肉)
内陸風芋煮(醤油・牛肉)
芋煮日和
本日の献立

山形県内では、たびたび論争が起こる「芋煮」ですが、庄内地方は豚肉の味噌ベース、内陸地方は牛肉の醤油ベースという特徴があります。この日は、どちらの芋煮も試食させていただきましたが、どちらもそれぞれの美味しさがあり、どちらかを選ぶことなんてできません!2種類の芋煮を食べ比べられる機会はなかなかないので、大変貴重な体験でした。
この日も、芋煮会を楽しんだ後は、みんなで協力してお片付けを行い、無事終了です!

今回、サスティナ鶴岡のフードハブキッチンに参加させていただき、私たちも学ぶことがたくさんありました。5月に植えた苗が、夏を過ぎて立派に育っている様子を見たときは嬉しかったです。また、子どもたちの頑張りや笑顔をみて、エネルギーをたくさんもらいました!

皆様にも、是非この活動を応援していただけると幸いです。
サスティナ鶴岡さん、井上農場さん、ありがとうごさいました。

サスティナ鶴岡のHPはこちら🌾


井上農場さんのお米は鶴岡市ふるさと納税返礼品です☺

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