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山形県鶴岡市の「ふるさと納税」公式noteをスタートします

山形県鶴岡市の「ふるさと納税」公式noteをスタートします。
今回は初めましてのご挨拶として、自己紹介文を書いていきたいと思います。


このnoteを書く人

はじめまして、こんにちは。
山形県鶴岡市「ふるさと納税」スタッフの鈴木と申します。
昨年、神奈川県から移住してきて鶴岡での生活はまだ2年目です。

今年の4月からふるさと納税にまつわる撮影や文章の作成を担当していて、この度noteも受け持つことになりました。どうぞ宜しくお願いいたします。

このページは、鶴岡の皆さまと共に盛り上げていきたいと思います。私も記事を書きますが、それ以外にも生産者・事業者の皆さまや、市役所で働く方々の声を集めてお届けします。


鶴岡市ってどんなところ?


< 海と山と庄内平野 >

鶴岡市は山形県の日本海側に位置する人口約13万人の都市です。意外と人口が多いなと感じるかもしれませんが、これは市町村合併により鶴岡市の面積が広くなったためで、東北地方では第1位の大きさだそうです。

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山形県は大きく区切ると「村山地方」「最上地方」「置賜地方」「庄内地方」の4つに分類され、鶴岡市はこのうち「庄内地方」に属しています。庄内地方というのは、広大な庄内平野をもつ地域を指していて、日本海と朝日連峰、出羽三山に囲まれています。

庄内地方から他の地域にいくには必ず山を越えていかなければならず、そういった理由で山形市など内陸の土地とは異なる文化をもつようです。全国の方々が想像する「山形県」のイメージは、その多くが内陸のもので、鶴岡市とは異なる部分が多いので新鮮に感じて頂けるかもしれません。


<【食の宝庫】ユネスコ食文化創造都市としての鶴岡 >

鶴岡市といえば「食の宝庫」なのですが、それは一体なぜでしょうか?

① 庄内平野は全国有数の米どころ

先述したように、鶴岡は広大な庄内平野の中にあり、飛行機に乗って空の上から見渡すと、その多くが田んぼで、夏には美しい緑の絨毯のようです。この景色を初めてみた時の感動は今でもよく覚えていますが、ここが全国有数の米どころであるということが実際に見てよく分かりました。この恵まれた環境で「つや姫」や「雪若丸」、「はえぬき」といったお米がつくられ、全国に出荷されていきます。美味しいお米が育つ鶴岡市です。

② 日本海に面し、魚介類が豊富

国内の都道府県の中でも、日本海に面した地域はお魚が美味しいイメージはありませんか?私自身、石川県や富山県で食べたお魚はとても美味しかった記憶がありますし、「松葉ガニ」など名前の知れたカニを求めて旅行に行ったのも日本海側の地域でした。そして鶴岡に越してきて、魚介類がとにかく新鮮で美味しく、日本海側に面した地域は魚が美味しいと確信したのでした。

鶴岡では、季節ごとに旬の地魚が130種類も水揚げされるそうです。美味しいお魚が採れる鶴岡市です。

③ ここにしかない!在来作物

鶴岡には「生きた文化財」ともいわれる「在来作物」がなんと50種類以上もあるそうです。在来作物と聞いてぴんとこない方も多いかもしれませんが、たとえば「だだちゃ豆」などがこれにあたります。全国的にもこの地域のみで作られる農産物で、気候や土に合わせて独自の方法でつくられる、自分の家だけの種として代々受け継いでいく、などの特徴があります。

私が実際に見て驚いたのが、山の斜面で育てる「藤沢かぶ」や「温海かぶ」の焼畑農法。季節がきたら是非このページでも紹介したいと思います。

これに加えて、「出羽三山」の文化が色濃く、自然と山の恵を「生きるための精進料理」として今に伝え、「行事食・伝統食」が数多く継承されています。日本遺産 出羽三山リンク:https://nihonisan-dewasanzan.jp/

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伝えたいことが多く少々長くなってしまいましたが…
これらの背景により、平成26年12月に鶴岡市は「ユネスコ食文化創造都市」に認定されました。鶴岡市はユネスコにも認められた食の宝庫なのです。


< 最先端生命科学のまち>

歴史的な文化や伝統が色濃く残る鶴岡ですが、実は世界最先端のバイオテクノロジーの研究で注目を集めるまちでもあります。

2001年、慶應義塾大学先端生命科学研究所(以下「慶應先端研」)の誘致・開設によって幕を開けた鶴岡サイエンスパークは、県と鶴岡市の行政の支援をベースに、大学、民間企業、そして市民をも巻き込み、今、世界が注目する実績と未来への大きな可能性をもった面白い「街」に成長しつつあります。日本のサイエンスには足りないと言われがちなワクワク感が、研究者をはじめとする多くの人を集め、バイオベンチャーを育て、新しい技術と製品を生み出しています。(山形県HPより引用)

近年では、サイエンスパーク内にあるSpiber株式会社が、独自に開発したタンパク質素材を使用して、大手スポーツ衣料企業と共同でアウトドアジャケットを製品化したことで話題になりました。また、株式会社サリバテックは唾液1滴でがんリスクの検査ができる『サリバチェッカー』を開発し、注目を集めています。

↑『サリバチェッカー』はふるさと納税の返礼品としても人気。

このように『鶴岡サイエンスパーク』での研究は、人々の健康や衣食住と密接しています。鶴岡市は、より良い未来をつくる可能性を持った街なのです。


このnoteでめざすこと

このnoteを始めるにあたり、目指すことを3つ決めました。

屋上パノラマ

① 鶴岡を知ってもらいたい

② 鶴岡の情報をためておく場所にしたい

③ 鶴岡を好きになってもらいたい

ふるさと納税の基本は、頂いた「寄附」に対しての「お礼の品」として返礼品をお送りするシステムです。ご寄附を頂く際には「暮らしと防災」「福祉と医療」「学びと交流」「農林水産業」「商工と観光」「社会の基盤」「地域に振興」といった使い道を選択できるようになっています。

そういった観点で見ると、単なるお買い物とは大きな違いがあり、思い入れのある市町村でふるさと納税をしたいと思う方が多いのではないでしょうか。

まずは鶴岡のことを知ってもらい、町そのものの魅了を伝えていくこともまたふるさと納税に携わる者の大切な役割だと思いました。鶴岡の魅力は「人」「食」「自然」「伝統文化」など様々な面があるので、生産者さんの思いやものづくりにまつわるストーリー等と共に紹介していきます。

noteでの発信を通して、鶴岡のファンを増やし、鶴岡を盛り上げていきたいです。


どんな内容を書くの?

このnoteに掲載したい記事を3種類に分けました。

note用くらげ

・鶴岡市を拠点に活動する方々を取材した際のレポート

・鶴岡のものを「食べてみた!」感想文

・つるおかの日常を切り取る「ふるさとだより」

上記で構成していく予定です。


こんな方に読んでほしい

勿論、すべての方に読んでほしいですが、特に読んでほしい人を考えてみました。

① 鶴岡市以外在住の方

ふるさと納税はその市町村に住んでいる人は対象外となるため、鶴岡市以外に住んでいる方に向けて発信していきたいと思います。

② 鶴岡のことを知らない方

鶴岡市の魅力度を考えると、もっと知名度があってもいいのではないか?と勝手に思っています。少しでも知名度を上げるためにこれまで鶴岡市のことを全く知らなかった人に届いて欲しいです。

③ 鶴岡出身の方

②と矛盾するようですが、鶴岡出身で現在は鶴岡以外に住んでいる人にも是非読んで頂きたいと思います。この素晴らしい自然と食文化のある田舎で生まれたことは、都会出身の私にとってはとても羨ましいことです。このnoteを読んで鶴岡のことを懐かしみ、自分のふるさとって素敵な場所だったなと感じてもらうきっかけになれば嬉しいです。

④ 最後はやっぱり食!

先述したように「食の宝庫」である鶴岡なので、食べ物についての記事が多くなる気がしています。美味しいものはお取り寄せしてでも食べたい方や、全国の日本酒を飲んでみたい方など、グルメな方に読んでもらえるような記事を目指していきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、『鶴岡市のふるさと納税公式note』を宜しくお願いいたします。

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