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ふるさとチョイス

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記事一覧

鶴岡の夏──定番返礼品が生まれる風景

7月 庄内砂丘メロンかつて砂丘地でのメロン栽培を指導した「七窪メロン研究会」の会誌『露地メロン栽培手引』(1934)にはこう記されています。「文化の波が『メロン』の芳香をこの白砂青松の砂丘上に送って来たのがたしか大正7年頃をもってその嚆矢とする」。それから庄内の沿岸には、ビニール水田やスプリンクラー灌漑が取り入れられ、100年にわたって砂丘地特有の栽培の風景が広がっています。 庄内砂丘メロンの返礼品はこちらから(お申し込みはお早めに) 8月 だだちゃ豆「だだちゃ豆」は、江

2024年さくらんぼの実情をお伝えします

山形県を代表するフルーツの「さくらんぼ」。鶴岡市のふるさと納税でも人気の返礼品のひとつです。毎年、数多くの申し込みをいただき、収穫期の6月から7月にかけて、キラキラと輝く真っ赤な返礼品を寄附者のみなさんにお届けしています。 ところが、今年(2024年)はさくらんぼが歴史的な凶作に見舞われてしまいました。ニュースの報道などで、すでにご存知の方も多いかもしれません。発送に必要なさくらんぼを確保できず、県内では全域的にふるさと納税の返礼品をお届けすることが難しい状況となっています

市役所のふるさと納税担当者が伝授する「返礼品の上手な選び方」

魅力的な返礼品や、節税の観点からすっかりおなじみになった「ふるさと納税」。テレビや雑誌、情報サイトでは「還元率」や「お得」といった言葉が飛び交っています。ネット通販とはちょっと違う独特なしくみのなかで、“本当に欲しいもの”を見つけるにはどうしたらよいでしょうか。 ここでは、鶴岡市役所の片隅でふるさと納税を担当する筆者が、5つの「返礼品の上手な選び方」を紹介します。これから初めてふるさと納税をする人も、もっと活用したいと思っている人も、ぜひ参考にしてみてください。 その1 

「楽しい農業ってなに?」持続可能な農業に取り組む──鶴岡協同ファーム

GAPに取り組む生産者に聞く vol.1 全国でも有数の米どころ・庄内平野。その南方に位置する鶴岡市では、標高1,984メートルの名峰・月山から流れる豊富な雪どけ水が夏まで田畑を潤し、昼夜の大きな寒暖差によって育つお米は旨味が凝縮されます。もちもちとした弾力のある食感に、ほのかに感じる上品な甘み。鶴岡市は、全国的に高い人気を誇る“つや姫”が誕生した地としても知られています。 鶴岡市ふるさと納税の返礼品では、お米は最も人気のあるジャンルです。その中でも、約40品もの人気返礼

晩春の鶴岡で「孟宗掘り」に密着しました!

私たちふるさと納税担当が向かったのは、鶴岡市役所から車で15分ほどの田川地区。“鶴岡の奥座敷”として知られる湯田川温泉街の近く、歴史的な旧跡が数多く残されている静かなエリアです。 ここで私たちを出迎えてくれたのは、地物の野菜を使った加工品の開発から製造販売を行う「野菜みらい計画」の三浦眞紀子さんと、孟宗山を所有管理する栗本孝雄さん。おふたりは、ここ田川地区で生まれ育った実の兄妹です。 三浦さん「私は18歳のときに進学で県外に引っ越したんですが、5月の連休のときは、いつも帰

2/22は猫の日!返礼品の木質ペレットを猫砂として使ってみた

こんにちは、鶴岡市ふるさと納税担当です。 本日は2月22日にゃんにゃんにゃんの猫の日です。 鶴岡市ふるさと納税から猫飼いさんにおすすめな返礼品の中に、渡会電気土木株式会社の木質ペレットというのがあります。本来はペレットストーブでお使いいただける商品なのですが、猫砂としても利用できます。 実は我が家の猫さんが使い始めて早3ヶ月。こちらの木質ペレットが使用感が良かったので、真剣に猫砂として運用してみた感想をみなさんにお伝えしたいと思います。 ※こちらの記事は筆者の個人的感想を含

「教えてください! あなたのお仕事」〈前編〉

1. 暮らしと防災|コミュニティ推進課寄附金の使い道「暮らしと防災」のひとつを担うコミュニティ推進課は、コミュニティセンターの施設管理や町内会などの住民自治組織の活動を支援する「コミュニティ推進事業」を行っています。463の町内会と33の広域コミュニティ組織(概ね旧小学校区単位の地域で構成されている住民自治組織)が存在する鶴岡市。それぞれの地域ごとにニーズや課題は多岐にわたるのだそう。コミュニティ推進とはどんなお仕事なのでしょうか。 ──コミュニティ推進課ってどんなことをし

ものづくりの現場から──JVCケンウッド山形

稲からカセットデッキへ 僕の恋人は黒いネコ 黒ネコのタンゴ タンゴ タンゴ…… 当時7歳の皆川おさむ少年が歌う童謡『黒猫のタンゴ』は大ヒットを記録。年間売上1位、レコードの売り上げは260万枚に達したと言われています。ときはオーディオ・ブーム全盛の1970年。ハイグレードな国産オーディオ機器が市場を席巻していました。 同じころ、鶴岡駅の北側には工業団地を造成する計画が決まります。1972(昭和47)年の荘内日報には、こんな記事が掲載されています。 高度経済成長期のさなか

本当に“お店そのままの味”なのか確かめてみた[琴平荘中華そば]

こんにちは、鶴岡市役所ふるさと納税担当です。 最近は猛暑のため冷やし中華を頼む人が増えましたが、熱い夏にこそアツアツのラーメンを食べて英気を養う!という方も少なからずいるのではないでしょうか? こんなときこそ山形の伝説の店琴平荘に行きたい!となるわけなのですが、なんと、夏の間はお休みしているんです…!😭 いやそれでも食べたい!そんなご要望にお応えして、鶴岡の琴平荘中華そばが夏でも"お店のそのまま味"で食べられる返礼品をご紹介します。 ※本記事は返礼品として琴平荘の中華そば

山形県鶴岡市の「ふるさと納税」公式noteをスタートします

山形県鶴岡市の「ふるさと納税」公式noteをスタートします。 今回は初めましてのご挨拶として、自己紹介文を書いていきたいと思います。 このnoteを書く人はじめまして、こんにちは。 山形県鶴岡市「ふるさと納税」スタッフの鈴木と申します。 昨年、神奈川県から移住してきて鶴岡での生活はまだ2年目です。 今年の4月からふるさと納税にまつわる撮影や文章の作成を担当していて、この度noteも受け持つことになりました。どうぞ宜しくお願いいたします。 このページは、鶴岡の皆さまと共に

自宅でできるがんリスク検査「サリバチェッカー」とは?──サリバテック

鶴岡サイエンスパーク内に拠点をもつ株式会社サリバテックでは、『サリバチェッカー』を用いてだ液によるがんリスクの検査を行っています。 鶴岡市ふるさと納税の返礼品としても話題の『サリバチェッカー』は、現在のがんリスクを検査できるキットで、がんの早期発見に役立ち、なお且つ痛くない手軽な検査であることから注目を集めています。でも一体何故、だ液でがんリスクの検査ができるのでしょうか?そもそも、『がんリスク』という言葉自体にも馴染みのない方が多いと思います。 せっかく返礼品として選ん

2020(令和2)年度 鶴岡市ふるさと寄附金のご報告

全国の皆さまより、心温まるご寄附を頂きありがとうございました。このnoteでは、令和2年度の『鶴岡ふるさと寄附金』の活用実績について報告させて頂きます。 まずはこちらをご覧ください。 令和2年度は、『鶴岡市ふるさと寄附金』の合計は前年の2倍以上の10億7,610万円となり、様々な事業に活用させていただきました。 寄附金の使い道皆さまからお寄せいただいた寄附金は、「ほんとうの豊かさを追求する みんなが暮らしやすい 創造と伝統のまち 鶴岡」(鶴岡市総合計画”めざす都市像”)

鶴岡産の「朝採れだだちゃ豆」を産直空輸で首都圏へ──収穫から空輸まで密着取材

令和3年8月21日から28日までの期間中、鶴岡市ではANAグループと連携して、鶴岡市産「朝採れだだちゃ豆」を空輸で羽田空港へ送り、その日のうちに首都圏のスーパーで販売するという実証実験がなされました。 陸送では、朝収穫した「だだちゃ豆」をその日のうちに首都圏に届けるのは難しく、売り場に並ぶのは翌日以降というのが通常ですが、それをANAによる空輸と生産者さんの協力により叶えたのが今回の企画。 収穫から航空機への搬入までを密着取材させて頂いたので、レポートしていきたいと思いま

〈つや姫〉誕生の地を訪ねました──水田農業研究所

鶴岡市のふるさと納税では、今年度の新米予約がスタートしました。これに伴い、「鶴岡のお米についてもっと知りたい!」と思い立ち、鶴岡市藤島地区の「山形県農業総合研究センター水田農業研究所」を訪ねました。 この研究所では、お米の品種改良や、栽培技術の開発を行っていて、なんと「つや姫」や「雪若丸」「はえぬき」といった、人気銘柄の誕生の地でもあります。 今回、鶴岡市ふるさと納税スタッフの取材を快諾して頂き、所長の中場さんから、沢山のお話を聞くことが出来たので、学んだ内容をみなさんに